Cycle Road Race Team Grandi Petit

Race Report

UCIニセコクラシック 2022

開催日 2022.06.12
場所 ニセコ

参加選手

赤澤、中尾

レポート

赤澤選手のレポート

今回で4回目の出場となる北のクラシックレース。
前回から3年の月日が経ち改めて臨んだレース
だったが既報の通り悔しい結果となった。
次のレースのために考え得る原因は
自分なりに認識しているつもりだが…

って前段が長いなw

レースのハイライトは、山陰ジャージ猛者との
先頭ローテ、その後、勝負の登りは3番手で
登り始めたがそれまでのダメージは思いの外
大きく一気に雪崩式オールアウト。

ヨレヨレで登っていると後ろから森分さん。
私のダメージを察したのか阿吽の呼吸で
前を牽いてくれた。森分さんは表彰台が
かかっているのだから自分のペースで
行ってくれと思いつつも私は必死で
ダメージ回復に努める。

そうこうするうちに脚が回り出し、
何人かの追走集団のパックにジョイント。
KOM地点で森分さんは少し遅れていたが
彼のダウンヒルなら一気に追いついて
くるだろうと私は集団と共に降り始めた。

降りきって補給ポイント過ぎの登り。
ゴールまで残り20kmくらいか。
かなり脚が回復した私はそこからの登り
&アップダウン区間をアシストに徹する
気満々で森分さんの合流を待つ。
ここから牽けばまだ可能性はゼロじゃないと。

程なく森分さん合流、「ついてください」と
声をかけた瞬間、「脚が攣った」と森分さん。
「水飲んで」…「う〜んダメじゃ」…
脳内でいろんな思いが逡巡したが
私は先へ進んだ。それで良かったと思う。

最終的に森分さんは年代別4位。
上位3人は元プロはじめ猛者揃い。
神様は残酷だ。
森分さんがこの日のために反古山を
一人で周回練していた話をジーナさんから聞いた。
実際、この日の森分さんは私が知る中で
最強の森分さんだったかな。上手いだけじゃなく。

小樽での楽しい宴の夜。
私が寝ている頃に酔っ払った森分さんから
メッセージが届いていた。

レース4位で悔しいのですが、一緒に走った
赤澤さんが認めてくれたので大丈夫です。
今までありがとうございました!

朝そのメッセージを見て
もうなんとも言えない気持ちになって
ジーナさんがランに出かけた後
一人ホテルの部屋で少し泣いた。

いやいや下りが下手な私をいつも
気遣ってくれて、何かやらかしても
いつも味方になってくれて…

ランは付き合えないけどそこは
ジーナさんが何とかしてくれるはずw

頼りになるアニキとして
これからもまあまあ
よろしくお願いします。

おひまい。

 

中尾選手のレポート

3年ぶり2回目のニセコクラシックに参加してきました。

結果は55-59歳の部で、7位/73人出走
まだまだ力不足を実感…

備忘録を簡単に

スタートは、女子→50-54歳→55-59歳→60-64歳→という順番でウェーブスタートするも、途中で先頭のペースを緩めて全てのカテゴリを1つにして大集団になってからリアルスタート

前大会はスタート直後の登りで逃げを見逃したので、今回は見逃さないよう先頭付近で登るも、有力な人達の動きなし
そのまま大集団で走るが密集してて、まぁまぁ危ないので、出来るだけ前方で走る

次の2分半位の登りで集団を絞るペースだったので、先頭に遅れないように頑張って登るも、その後緩んで、再び大集団に逆戻り
頑張った分、ダメージが…

ということで結局、苦手の長い登りが勝負所に…
2〜3番手で坂に突入するも、みんなのペースが速い!!
途中で耐えられずに第3集団に脱落…
登坂力が圧倒的に足りないことを改めて実感
後はその集団で最後まで

そしてゴール手前の登りで同じカテゴリの2人に先行されてしまい
結果7位

もっと走り込んでベースを上げて、来年はもう少し戦えるようにしなければ!!!

今回は前回より知り合いたくさん増えて、より楽しめました(^^)
そして皆んな怪我なく無事にゴールできて良かった!!

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