Cycle Road Race Team Grandi Petit

Race Report

第55回JBCF西日本ロードクラシック広島大会(中村選手 E2:3位)

開催日 2021.07.03
場所 広島県中央森林公園

参加選手

築山、森井、中村、木下、太田

レポート

中村選手のレポート

JBCF西日本ロードクラシック E2
(広島中央森林公園 6周)

ローリングスタートなのでゆっくり並んで、なるべくリラックスするよう心がける。
一応、ドメさんのファーストアタックを意識してドメさんの後ろに(笑)

[1周目]
雨が降りそうで降らない、蒸し暑い中スタート。
前から3列目あたりをうろうろしつつ、リアルスタート後はなるべく下がらないように注意する。
特に動きがないまま三段坂に差し掛かると、一つ目のトンネルを抜けたあたりからグッとペースが上がる。
前に出ようとしたけど、ものの数秒で目の前の選手がタレて、かつ両側に上がる流れができて身動きが取れず、最後尾辺りまでポジションを下げてしまう。
これはまずいと踏み踏みで二段目終わりにはなんとか真ん中あたりまで戻すも、既に疲労困憊に…。
三段目に入ると、要注意と思っていた森本選手(城南)と梶塚選手ほか数名が飛び出ているのが見えたので、これは勝ち逃げだと確信し、全力で追走し展望台あたりで何とかドッキング。
展望台登り自己ベストが出ました(笑)
7名ほどの逃げが形成されたけど、ローテに加わらないのが数名いて中切れを起こしたりするので、埋めるのにまぁまぁ足を使う。
そのまま逃げ続けるも、メインで引くのは森本選手、梶塚選手、初川選手。
自分はあまり長く引く余裕がなかったので、怒られない程度に30秒〜1分ほど引く。

[2周目]
森本選手の牽引が強烈で、かなり長い時間引いてくれるうえ、ちょっとした坂のたびに7〜8倍のインターバル状態。
彼にとってはこれが普通なのだろうけど、自分にとっては毎回かなりのダメージ…まぁ逃げてる最中だからこのくらい行かないと、か。
いつの間にか2人いなくなっていた。
三段坂も容赦なく7〜8倍で登るので、ヤケクソでついていく。
ここでもう一名ドロップ、残り4人。

[3周目]
森本選手のジャブに耐えながらアップダウンをこなし、三段坂へ。
突入時、試しに自分が先頭になるようローテ調整し、5〜6倍程度で登ったら大人しくついてきてくれたので少し安堵。(ローテ交代したらやっぱり7〜8倍笑)
この時点で後続との差は1分程度。

[4周目]
他の選手もキツくなってるのだろう、長く引けるのが森本選手だけになっていき、それはインターバル地獄が増えるということを意味していた。
ただ、ガツンと上がるわけではなく淡々と7〜8倍で登るので、メンタル的には楽でこなせないことはない感じになってきた。
けれど、フェンストンネル後の登りでついに初川選手がドロップ。
この選手も要注意と思っていた選手だっただけに、今のペースが相当やばいんだなと実感。
三段坂は調整する余裕もなく前に出られ、森本選手だけでなく負けじと梶塚選手もゴリゴリいくのでただ耐えるのみ。
右足がピクピクしだしてそろそろやばそうになってきた。展望台登り7.5倍…。

[5周目]
三段坂までは何とかなったけど、一段目入ってすぐに右足を攣りドロップ。
この時点で後続とのタイム差は1:45。
攣りが落ち着いた後は4〜5倍くらいまでなら大丈夫そうだったので、これだけタイム差あれば行ける、きっと森井さんが後ろを押さえてくれてるはず、とか考えながら黙々と足を回す。

[6周目]
途中でメインとのタイム差が気になり、ずっと側にいたモトバイクの方に「タイム差は?」と聞くと「前と1:45です」と。
いや、追う元気ありません(笑)うしろは?と聞くと、1分以上でだいぶゆっくりですよと教えてくれて、少し安心する。
おまけに頑張って!と言ってもらえてかなり嬉しかった。辛い時にもらう応援は本当に力になる。
何とかそのまま逃げ切り、メインと約1分差でゴールして、お立ち台の端っこゲット。
ゴール後に余裕なくて、モトバイクの人にお礼言い忘れたのが心残り。

〜レース後の感想〜
このレースはドカンとアタックとかそういうのではなく、森本選手による淡々とした力押しで全てが片付いたように思います。(1周目はドカンだったかも)
もちろん、一緒に逃げた梶塚選手、初川選手も相当強かったですが、森本選手が頭一つ二つ抜けていました。
あのレベルに至るには、いや超えるにはどうしたらいいのか…ちょっと今までとは違うアプローチも試してみないといけないなと思わされたレースでした。

 

太田選手のレポート

天候は不安定、気温はとても蒸し暑かったです
ローリングスタートが始まり、前へ前へと、位置取りをしようと少し足を使いながら、走っていると、リアルスタートと同時に何名かアタックをかけていた。
自分は落車に巻き込まれることを避けたく、緩い坂で足を使って前に出て、うまく先頭に方に位置取れた。
三段坂をいい位置で溢れていたが、やはり脚を使っていたので、最後の三段坂のペースアップについていけずきれてしまった、この時点で心拍は194かなりしんどかった。
先頭に出ることを意識しすぎた結果、脚がなくなってしまった。
そのあとは一人旅になり、暑いこともあって、水が全然足りず、吐き気、頭痛がきていたので、自分のペースで走ることに変更。
あれ以上やっていたらぶっ倒れていたと言われた。
自分の実力不足を再確認した。
来年こそは昇格できるよう、冬にしっかりとベースを作り、夏に向けて、パワートレーニングなどを、取りに入れて行こうと思う。
今回のレースで気づいた、感じた事はたくさんありました。
次につながるよう、努力を続けようと思います。
来年こそは1番応援してくれてるお父さんを優勝で笑顔にします!
応援、サポートしてくださった方々ありがとうございました。本当に助かりました。
これからも頑張りますので、よろしくお願いします!

 

築山キャプテンのレポート

JBCF西日本ロードクラシック Day1
E1
(12.3km×10周回)

レース後半に雨が降るだろうと思い空気圧は低目にする。(前後ともに5.0気圧)
補給もスタッフいないので750mlボトル2本(ポカリスエット)に500mlと300mlのフラスクを一本ずつ(アミノバイタル赤)。

ローリングスタート
解除から一気にペースが上がる。
路面が若干ウエットなので下りは遅めだが、それでも間延びする。
油断すると中切れが起きそうな空気が…
1周目の3段坂と展望台は様子見アタックがあるが集団が伸びる程度でバラバラになる事は無かった。
2〜3周回は先頭付近以外の集団が不安定でリズムが取りにくく無駄に踏まないと離されてしまう印象、実際に2回ほど自分で中ぎれ埋めた。

4周目の展望台を超えてからの下り区間で後ろを振り返ると…3人しかいない。
え?80人くらいでスタートしたよね。
自分がいる集団は20人くらいか…まだ半分来てませんけど。
ホームストレート手前のコーナーで落車発生。
避けたけど先頭は少し離れている…スプリント周回だった事もあり復帰するのがキツい。

5周目は集団最後尾でアップダウン区間を走っていたが脚が回らなくなり千切れてしまう…完全に見えなくなるまでは頑張れたが見えなくなると集中力も切れてしまい、流すだけに。

7周回完了時に足切り終了、
何が悪かったのか正直わからないが、勝負所以外でツキギレするなんて思わなかった。
単純に弱いだけか(笑)

JBCF西日本ロードクラシック Day2
M
(12.3km×6周回)

スタート地点で確認するまで7周回だと思い込んでいたポンコツ。
前日同様のボトル2本にアミノバイタル赤のショットを4本準備していた。
それにしても蒸し暑い…

ローリングスタート
解除後もペースが急激に上がる様な事もなく、お互いに様子見な感じ。
前々でレースを作っているのは数名で、みなさん賢い走り方。
自分的には昨日より楽なので前々で走る…三段坂と展望台は自らペースを作れるくらいの余裕がある。

5周目の三段坂で本命の佐藤さん(VC福岡)が仕掛けてくる…
1段目は飛びつき付いていく、2段目にローテを促されたのでそのまま踏んでいく…
すぐさま再び佐藤さんが後ろから上げて駆け上がっていく、反応出来ているのは中川さんと小林さんだけ。
なんとか展望台麓まではしがみついていたが登り切るまでに完全に千切れる。
下り区間で数名にキャッチされる…杉山さんが上手くローテして追走しようと声かけしてくれている。

6周目…いまいちペースの上がらないまま前半区間が終わりフェンストンネルにさしかかる…そして落車発生。
たぶんキツくて余裕が無かったんだろう、波片さんを含む2名がローテの時に接触していた。
そんな光景見て急に集中力が切れてしまったのか、ここで頑張っても優勝は逃したしなんだかなーみたいな感じになってしまい。
一緒に走っていた4名に後は流しますと伝えて淡々とゴールを目指す事に…じわじわ離されていくが見える範囲で走っていると1名落ちてきた。
無理しないようにと伝えてゴールまで淡々と。

結果7位

ゴール後に片岡さんと談笑していた時に表彰が6位までだった事に気付き勿体ない事したなーってなったけど…まぁいいか。
それにしても上位3名が強かったな、同年代だし頑張るしかないか。

 

木下選手のレポート

広島で開催されたJBCFに初めて参加しました。今回のレースはチャンピオンシップでリーダージャージを獲得できる大きな大会ということもあり、凄い緊張感がありました。完走を目標に臨みましたが、結果としては脚切りで5周回でDNFでした。
 
〜以下レースレポート〜
合図と同時にスタートするも少し路面がウエットなこともあり、最初のペースはそこまで速くはない。
現在、フェミニン1位の植竹選手を始め、ランキング上位選手が先行していくので集団から離れないように走る。
しばらく一定ペースでしたが、やはり3段坂で仕掛けてくる。(集団崩すなら絶対ここだよねとは心構えはしていたけど…)
それにしてもかなり強い登坂力…かなり頑張って登っても開いていく差…ここで離れたら終わると思いながらとてもじゃないけどついていけない。
完全に力不足…

私の後ろにいた中原選手もかなり力強い登りで登っていき、ギリギリ集団に追いついていたので、JBCFで走るならこれくらいは普通に走れないとダメだと痛感…
レース後、話をすると後ろとかなり離れていたから行くしかないと思ったと言っていて、その通りだと思った。
実際に坂でかなり差が開き、後ろとの差は見えないくらい離れており、1周目通過前から1人になってしまったのが反省点。
しばらく走ると、先頭集団についていった選手が2人集団から離れているのが見える。
2人バラバラで走っており、1人は遥か先にいるので、追いつけそうにないけど、もう1人なら頑張ったら追いつけそう…もう少しで追いつくかな?というところで下り区間に入ってしまい、追いつけないまま1周目が終了。

先頭との差が気になりつつ、走っていると、後ろからカラカラと音が聞こえる。後ろを振り返ると2人で回しながら走ってきたので、ここに乗らせてもらう。やっとロードレースみたいな走りができて良かったけど、かなり自分のペースが落ちているなと思った。
そのまましばらく3人でローテを回しながら3.4周回と走るも、3段坂を超えた辺りから1人離脱。
レース後、話をするとパンクだったようで残念…
しばらく2人で走り、フェンストンネルの辺りで車が停まっており、旗を持った方がいたので「脚切り?」と思いながら緩めると男子選手4名ほどの大きな落車が発生。
脚切りではなくて良かったけど、そろそろやばいと感じる。
しばらく走っていると登り区間で前に1人女子選手が見え、登り区間でなんとか追いつき、3人で走る。

3人でいいペースで回していましたが、単独で走っていた選手はかなり体力消耗しており、登り区間はかなりしんどそう…
しばらく走ると登り区間で離脱。
その後はまた当初の2人で走る。
ラスト1周なので、完走はしたいところだけど厳しいかも…
先頭からの差は全く把握できないのでひたすら走るも、ホームストレートに入ると赤旗が振られており、ラスト1周を走れないまま終了
体力的にはまだ走れたので残念ですが、1周目についていけない時点で完全に力不足…
その後、しばらく待っていると先頭で走る植竹選手が見える。ホームストレートは余裕の走りでゴール。
強すぎます…
 
初めてのJBCFでしたが、チームの皆さん色々アドバイスや分からないことなど教えて頂きありがとうございました。
まだまだ力不足なので、今回のレースを生かして練習していきたいと思います。

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