Race Report
第16回 Mt.富士ヒルクライム(田村選手がゴールド獲得)
開催日 | 2019.06.09 |
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場所 | 富士北麓公園 |
参加選手
赤澤、中村、田村
レポート
田村選手のレポート
一児の父となりもう少しで半年。皆、逆を考えるだろうけど、難しい今だからこそ取る価値がある。去年の落車から1年。雪辱を果たしに懲りず富士山へ(笑)暫くは出れないと思っていたが、色々な奇跡で参戦出来ることに。
日本最高峰の大会だけあり、参加者凄い人の数(1万人だっけ?)土曜の天気が嘘のような、雨と寒さ。
レース始まり、ゴールド集団に乗る。淡々とした坂を登るコースなので、基本単調なだけに高強度が続く展開。序盤は多くのゴールド聖闘士(セイント)が中切れを起こす流れ。まだ脚が余ってるメンバーも多かろうと中切れにインターバル対処はせず、後ろの集団を見つつそれに乗っかりジョイントで繋ぐ。1度中切れで離されたが、中村Bさんとローテでローコストに繋ぐ。ありがたい!
6キロ辺りから、平地区間(4%笑)加速はするが上手いこと脚を休めつつ、微妙な勾配に対処。
ここからしばらく、我慢大会。出ると想定していないので4月にピークを持って来た分、普段より掛かりは悪い、その上風邪。
しかし、レースが始まればメンタルだけの問題。レース前後に調整や自身の研究判断材料として捉えるのと、レース中の言い訳にするのでは意味が違う。富士ヒルは強度が高く長いレースな分、垂れる為のあらゆる言い訳が頭に出てくる。そこを何回打破するかでタイムは変わる。
しかし、16キロ地点、限界を迎える寸前に。心の弱さが露呈。しかし、負けたくない。思考を切り替え、後ろのメンバーを逐次チェック。集団中頃に位置を移し、速度に対応出来てないメンバーを前に促す。
後ろのメンバーが間を埋めず淡々と漕ぐなら分割して行こうと目論む。考えが上手く行き、そのメンバーで先頭より少し強度を落とした集団に分割。(通称:道連れ)
このペースでも行けると判断し5人の集団で登る。脚は回復しつつある。
行ける!
ラスト平地は自分ともう1人の方が先頭を踏む。
ホントに行ける!
ラスト坂、頂上の旗が見えた!
しかしだ、、、
何故か、そこで泣いてしまう(笑)
スプリントしろな展開だったが、去年からの色々が溢れちゃってそれなりにしかムリ(笑)(自転車以外も含めww)
結果 63分41秒 カテゴリー4位入賞
ちくさ高原B優勝も嬉しかったが、それ以上に富士ヒルゴールドと入賞はホントに嬉しかった。心に引っかかった物は試合でしか取れないと思っていたけど、ホントにそうだと思う。努力すれば必ずと言うがそんなことは無い。挑戦権が貰えるだけ。それを分かった上で積み重ね、右往左往する。それが良い。
なので、努力したと言う言葉を自分にするのは好きでない(頑張ったのに取れなかったのは何故?な、甘い感じが嫌い)けど、他の人の頑張ってる姿は励みになる。
そして、チームMSC(モーニング スタンド クラブ)創始者としての威厳はギリギリ保てたか(笑)
グランプッチの皆さん、WAVEスタッフの献身な整備、MSCのメンバー、ファイテン西長瀬、ラブ整骨院の仕事を超えた治療とアドバイス、
そして1番は妻と息子。
いつも、試合の後、美味しいご飯と笑顔で迎えてくれるから頑張れる。
自身の父へ自分も思ったように、何かをこなす姿に憧れた。良い父になる為、家庭を人以上にこなし、その上で高みを目指したい。(家庭の時間を割かなくても、練習は思想で担保できると思う)
目標達成は1人では無理だった。ホントに皆さんありがとうございました!!
中村選出のレポート
今年も富士ヒルに参戦!結果、65分31秒のシルバー(T_T)
メンタルの弱さが露呈した、反省点の多い大会になった。
受け取ったシルバーリングをすぐさま投げ捨てたくなったけど、戒めとして持ち帰り。
反省材料を活かしてなんぼって事で、前向きに捉えて来週の中国ロードがんばる!
嬉しかった出来事としては…
練習仲間のTさんは、悪天候をものともしない圧巻の走りで、63分で年代別4位という偉業達成!
おめでとうございます!
備忘録として、、、
・サイコン(距離.タイム.パワー)を見過ぎない。(メンタルが無駄に削られる)
・狙いを定めた集団には死ぬ気で着いて、タレることを恐れない(ゴールド集団から千切れたら試合終了)
・雨の場合、サングラスのレンズが曇っても外さない(水しぶきが目に入ってトレインの後ろに着けなくなる笑)
赤澤選手のレポート
リザルトは残念だったが富士山〜伊豆遠征は殊の外
彩りに満ちていて来年も伊豆行きたいねと。
ゆえに「備忘録」として。
Mt.富士ヒルクライム
50〜59歳カテゴリー
1時間14分29秒
41位(1474人)
ログを見るとやはり低調。
直近のチーム練と比べてもかなり低かった。
原因は序盤のオーバーペースと自覚している。最初の入りでゴールド集団に付いて行ったのがのちのちの悲劇を呼ぶことになった。
1合目ですでに黄信号だったが頭の中でリタイヤ考えつつのヒルクライムは初めての経験だった。
まったく力が入らなくて自分の弱さに泣きたいくらいのみじめな心境だったがまあ気を取り直してゴールだけはした。
下山してジーナさんに「ほんまワシも弱くなったわ」と思わず弱音吐いたが、ほうとう食べてかき氷食べて、温泉入って、酒呑んだら「来年また行くぜ!」みたいな。
まあ人生その繰り返しだよw
ただ来年は雨・防寒対策とレースプランだけはきっちり立ててのぞむつもり。
今回で懲りたから。
チームの若手がゴールド入賞。
他の岡山勢も好リザルト連発。
ま、良い大会だったかな。
おひまい。