Cycle Road Race Team Grandi Petit

Race Report

第60回中国地域自転車道路競走大会

開催日 2025.06.15
場所 広島中央森林公園

参加選手

築山元樹(監督)、木下遥奈、佐藤綾子

レポート

photo by T.Yusuke

木下遥奈選手のレポート

【中国地域ロードレース大会】
昨年は補給スタッフとしての参加でしたが、今年は選手として参加させて頂きました。
毎年中国ロードの時期になると1年があっという間という気持ちになります。
一般は女子2名で、高校総体の女子と混じってのレース。
成年女子の参加者が年々減ってきており、もう少し女子も盛り上がって欲しいなと思います。

簡単なレースレポート↓
広島森林公園のコース(12.3km)を3周回

高校女子との同時スタートで、パックから離れないことだけに集中して走る。
フェンストンネルを抜けたあたりで2.3人のアタックに心拍が一気に上がる。
後方のパックになんとかぶら下がり状態で走行。
パックから離れかけたところのカーブ付近で落車が発生。
巻き込まれなかったが、先頭のペースが緩んでおり、3段坂に入る前になんとか再合流できた。

3段坂は予想通りアタックになり、ここでパックが2つに分かれる。
なんとか着いて行きたかったが、スルスルと離れてしまう…弱すぎる…
途中、落車に巻き込まれた選手が後ろから良いペースで登ってきたので一緒に走れていたら、まだ前のパックに追いつけていたと思うと勿体なかったと思う。

ヘロヘロになりながら展望台を登り、なんとか単独にならず、3人でパックを回す。
しかし、2人ともかなりしんどそうでパックの速度は上がらず、先頭を長く引くことに…
しばらく先頭を走っていたが、気づいたら2人とも千切れていてそこからは単独走。

3周目の通過後、後ろから成年男子の先頭が来ているということが伝えられる。
下りでの遭遇は出来れば避けたいので、下りで踏んでパックが来る前になんとか下りの遭遇は避けられた。
後ろから来る成年男子に気をつけながら走行し、なんとか3周完走。
足切りされず完走出来て良かったが、やはり登りの練習が必要だと感じたレース内容だった…

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振り返ってみると2020年の鳥取開催が初出場で、そこから鳥取→島根→広島と2巡目が終わりました。
気づけば6年連続(内5回出場)で参加させて頂き、来年が鳥取開催ということに自分でも驚いております。
来年のことは今の時点では未定ですが、出場するならもう少し走れるようにならないと…と思いました。
現状の走りでなんとか完走という目標はできたので良かったと思います。
また佐藤さんと無事一緒に完走が出来たことが一番嬉しかったです
また大阪から持ち帰ったヘルメットにやや傷があることでアルミさんが急遽当日ヘルメットを用意して下さり…
無ければ出場できていなかったかもしれません。ありがとうございました‼︎
暑い中レースに出場された皆さん、サポートの方々お疲れ様でした!
久しぶりにお逢い出来てとても嬉しかったです
帰宅後、バイクを洗車して梱包し、新幹線に飛び乗り、家に着いたのが0時過ぎ。
あっという間の1日でした!

 

築山元樹監督のレポート

【2025年第60回中国地域自転車道路競走大会 岡山県成人代表】 
開催:2025年6月15日(日)
会場:広島県「中央森林公園サイクリングコース」
天気:曇りのち晴れ

【目標】
選手全員が必ず完走する事。

【結果】
個人優勝 佐藤綾子
個人2位 木下遥奈
*成年女子は岡山2名のみの参加

【概要】
今回は3年ぶりに成年女子選手の参加となりました。
レース前はトラブルなく無事に帰ってくる事だけを優先するよう二人に伝え、
レース展開などの対応については各選手自身に任せることとし送り出す。

※以下、レースレポート(レースは3周回)
・1周目
高校生と同時出走でもあり慎重に位置取りに気を付けることを優先。
ローリングスタート解除後はインターハイでも優勝候補である広島(白井)選手を中心にスムーズに進行していたが各々のスキル差もあり縦長になりつつメインの三段坂へ向かう手前で落車が発生。
岡山勢は巻き込まれる事はなかったが、落車の影響か先頭の3名がペースを落としたことで遅れがちだった木下が先頭集団復帰する事が出来た。
三段坂へ突入すると実力差が出始め、佐藤を含む先頭5名と、木下を含む後続はさらにばらけ、木下はしばらく単独走となる。

・2周目
ホームストレート地点では先頭から約20秒差で佐藤が単独で通過。
その後落車で遅れた選手が上がってきて合流し2名で追走する事となる。
木下は前から落ちてきた選手、後ろから上がってきた選手と合流するも上手く協調できず、ペースが上がらない状態。

・3周目
前半で前から落ちてきた選手と合流し、3名グループとなった佐藤だったが展望台の下り地点で2名となり最終ストレート手前で高校生に先行されてしまうも全体の6位でゴール。
木下は3周目の前半から単独走になるも全体の9位でゴール。

【総括】
二人とも無事に完走出来たので最低目標は達成しました。
来年は岡山県勢はもちろん、他県の選手も意欲的に参加してもらえるような結果となり、今後のレース活動に向けて、良いきっかけを作れたのではないかと思います。

 

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