Cycle Road Race Team Grandi Petit

Race Report

UCIニセコクラシック2024(赤澤和徳選手:80km年代別3位、柴田広幸選手:150km年代別6位)

開催日 2024.06.16
場所 ニセコ

参加選手

赤澤和徳、中尾敦司、柴田広幸

レポート

赤澤和徳選手

UCIグランフォンドワールドシリーズ『ニセコクラシック2024』
14-16 JUNE 2024 • NISEKO, JAPAN
80km Men AGE60〜64/3位(63人)2:11'09" Ave.35.82km/h


レース当日の朝は奇跡的に晴れ時々曇り。
朝食は牛乳とイクラ丼。コーヒーは我慢。
トイレも部屋で済ませ完璧な準備を経ていざ出発とエレベーターのボタンを押したら、ヘルメット忘れたことに気付くw二人顔見て大笑い。
やっぱりワシら何かやらかすなあと。

現地到着、15分程坂道でアップして7時にスタート地点の蘭越役場へ。
JAPANに山際、福田さんに愛ちゃんと仲間の顔がそこにある。おかげで随分緊張も和らいだ。
スタートは年代別のウェーブにつき私はほぼほぼ最後尾。
これが途中まで苦しむ原因に。
とにかく人数が多くて前に上がれないw
R229で折り返す30kmあたりには先頭集団にいないと流石にマズイなと思いつつもなかなか。

途中2回ほど落車に遭遇し、1回はゼロスタートから。文字通り無駄足を使う。
結局折り返し地点で何とか追い付きJAPANと合流。
その時点で集団俯瞰すると同カテゴリーは7名。
本命の三浦さんとマスケンさんの姿を確認。

40km地点の地味にいやらしい登りを堪え、いよいよ勝負どころの新見の登り。
約12km超、途中下りもあるが登坂力のない私は耐えるのみ。
JAPANと頑張ってはみたもののやはり練習は嘘つかないw
先頭から遅れる。
ピークでは約10名の集団。
目視では前の集団に三浦さんともう一人、私の集団にはといえばなんとマスケンさんの姿…。
このまま行けば3位争いか…マズイなと。

そこからはJAPANと呼吸を合わせながら進む。
その後も下りで仕掛けたりしたのだが(JAPANがフタしてくれていたそう)マスケンさんしっかり残っておられる。

ゴール前のゴンドラ坂400mはスプリントのない私には絶対不利。
さてどうするかと考えつつJAPANに近づきつつ、先に仕掛けてみようと。
ラスト1kmの看板確認して先頭をJAPANに譲った瞬間「JAPANここから運んでくれ!」と。
「ハイ!」とJAPAN瞬時に反応、私は番手につき二人で集団から抜け出す。
このままラスト400m登り手前左折まで運んでくれ〜!と願ってはみたが何とラスト550mあたりでJAPANお疲れモードにw
ここからかよ〜と思いつつも後ろの気配感じたのでもう行くしかない。
必殺シティング高トルク回転で踏み抜き、いよいよラストの登り400m。
いつもならば…そこらで駄々抜きされるのだがまだ先頭キープ、今日は踏めている。

ラスト100m、左手に赤いサングラスの女!愛ちゃんや〜!昌君もw
愛ちゃんの「行け〜!」の声をエンジンに無事ゴール。
3位入賞を果たすの図。

勝因はと言えば…JAPANです。
彼が自分の着順顧みず捨て身の牽引してくれたからです。
言葉では簡単ですが80km走ってきて脚ボロボロで人のアシストなんかなかなか出来ませんからね。
表彰式後マスケンさんが声掛けてくださいました。
ちなみにマスケンさんは昨年ニセコは2位、ツールドおきなわは210km完走の猛者です。
猛者だけにお人柄も一級でしたね。

そんなこんなで…実はレース当日朝、森分キャプテンからメッセージが届きました。
2年前は善戦及ばず表彰台を逃した(4位)キャプテン。
メッセージには「お立ち台奪い取って!」と。
奇しくもラスト1kmからの捨て身のアタックでぶんどった表彰台。
朝のメッセージが後押ししてくれたのか…いや気のせいかwまあまあ本当にありがとうございました。
もう勝負事は無理かと思った時期もありましたが続けてきて良かったです。

おひまい

 

中尾敦司選手

ニセコクラシック 80km 55-59歳
結果は年代別14位


スタート前の会場で、福田さんと愛さんにまさか会えるとは。嬉しいサプライズ。少しお話してくつろぐ。
スタートは、49歳以下→50歳→55歳→60歳→の順番に並んで、ゆっくり、止まりそうなくらいゆっくりと進んでリアルスタートへ。

今年からスタート直後が平坦で、道もそんなに広くないので前に上がりにくい。
路面が悪いのかボトルが落ちて転がってくる。。周りに人が多くて動けず、ボトルを踏む。そしてまたボトルを踏む。
2回ともハンドル取られなかったから良かったけど危なかった‥

スタートして15km地点に下り直後に鋭角コーナーがあるのを事前確認してたので、
それまでに頑張って先頭付近まで上がっていく。
予定通り15km付近の下りコーナーは先頭付近で安全にクリア

20km付近の1km位の登りで一気にペースが上る。
登坂力がない私は先頭付近で登りに突入して、徐々にペースを落としながら登ってクリア

その後はしばらく平坦なので、ちょっとだけ後ろに下がって休む
30km付近で赤澤さんも上がって来て合流
ここからずっと赤澤さんと一緒に走ることに

40km地点からの緩い登りでまたペースが上がる。
私の登坂力ではここで先頭集団からドロップするかと予想してたけど、斜度が緩いせいか、何とかクリアできた

45km地点からの長い登り。
前回はここですぐに千切れたけど、今年はコースが変わって斜度が緩いせいか、思ってたより喰らいつけた感じ。
がしかし、徐々に遅れ始め、登りきった時には、赤澤さんを含めた10人位の集団に。
そのメンバーで最後まで一緒に走ることに。第3集団くらいかな。

その後はアップダウンを繰り返しながら、ほぼ同じメンバーでゴールを目指す。

ゴールまで残り1km。
ここから赤澤さんと一緒に集団を抜け出して2人で先行。
私は力不足で途中で力尽きたけど、赤澤さんはそのままゴールまで突き進んで、年代別3位に!!
レース後、赤澤さんは表彰台へ。仲間が表彰台に立つのを見るのは嬉しい(⁠^⁠^⁠)

思ってたより走れたのでレースを楽しめて満喫しました。
リハビリに付き合って一緒に練習してくれた仲間に感謝です。
それから、グランフォンドの世界選手権が2026年にニセコであるみたいなので盛り上がりそう。楽しみ。2026年は私は59歳だ。

レポートの一覧に戻る

ページの一番上へ