Race Report
第28回 西日本チャレンジサイクルロードレース大会(村瀬琶音選手:A-Y 優勝)
開催日 | 2024.03.10 |
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場所 | 広島県中央森林公園 |
参加選手
築山元樹、太田翔、村瀬琶音、柴田広幸、中村聡太
レポート
築山キャプテンのレポート
第28回 西日本チャレンジサイクルロードレース大会A-M 61.5km(5周回)
会場到着時点(AM7:10頃)で気温が-3℃である…
もう3月なのでしまっておいたダウンジャケットを引っ張り出してきたから着こんで準備を進める、手袋無しでは寒くて指が動かないくらいだ。
若者は薄着で動き回っている…おじさんには考えられない。
ウェアはワンピースも考えたが寒くて体が動かないと話にならないので裏起毛のトレーニングジャージ上下にニーウォーマーとした、シューズにはトゥカバーを装着しておく。
裏起毛のシューズカバーが良かったがレース強度になると足首のあたりが気持ち悪くなるので今回はやめておいた。
もちろんグローブは長指だ、インナーにメリノウールの手袋をはめようかとも思ったがごわつくのでやめておいた。
バイクチェックがあるとの事で検査に行くも、目視でOKを頂く。
どうやら今回はブラケットの角度重視のようだ、あきらかに軽量バイクらしき物だけ重量チェックされていた。
サインシートを終え、スタートライン付近へ向かうと久しぶりにレース参戦されている苗村監督がいらっしゃった。
僕がロードレースに参戦始めた9年前ごろに本大会で2年連続で負かされたレジェンドである、当時51歳だったと記憶しているが勝てる気はしなかったな。
挨拶をして全日本に向けての準備しているとの話を伺った、今日は実力的に別格がいるので現時点でどの程度走れるかの確認らしい。
あ…完全に脱線してしてしまった。
スタートはローリングスタート、最前列には昨年優勝者の佐々木選手(2023全日本M30チャンピオン)で周りに血気盛んなおじさんたちが群がる。
思った以上にローリングが長い…こりゃ先に出発したU23でなんかあったな?とか考えながら前から二列目あたりで様子見。
リアルスタート後の登り返しで兵庫の方(のりりんさん)がアタックして飛び出す。
誰も追わない空気だったが1名白いジャージの方が飛び出して行った。(他の人が被っていて誰かは不明)
フェンストンネル後の下りで前に出れたので気持ちよく下らせてもらったら前に追い付けそうだったので三段坂の一段目でキャッチさせてもらい、そのまま淡々と登り追い付いてきた集団に合流。
展望台でそれなりのペースで登って下りに入ると少し集団がのびたので前の何名かで回したらホームストレートに入るあたりで抜け出しに成功。
2周目以降は行けるとこまで行かせてくれるかと思っていたがフェンストンネル前に集団が猛追してきていて吸収される。
後で聞いたら森本君が強烈に牽引したらしい…もうちょっと遊ばせてくれよと思ったが仕方ない。
しばらく集団は落ち着いていたが3周目の三段坂で佐々木選手と斎藤くんにもう一名紺のジャージ着た方が一気に抜け出す、この方ボトルケージにペットボトルの麦茶で走っていて何者かと思っていた。
集団は見送り、もちろん僕も佐々木選手に登りで何かできるわけないと走る前から決めていたので他力本願で見送り。
すると奈良の松村君が単独でブリッジして行った…強い。
集団は完全にグルペット化してペースは上がらない。
まだ行けるとか騒いでいる人がいるが、全く前に出て牽引しないので意味が無い。
そうこうしていると前から斎藤くんが落ちてきた…予想はしていたが前に残っている3人の登り強度は相当な物なんだと思う。
とりあえず4位狙いに切り替えて頑張るかと思っていたら3段坂前の橋あたりでバイクが進まない感じになる…なんか重い感じがするけど疲れてるんだろうと思って頑張るも徐々に離されてしまう。
前に集団は見えているけど追い付けないまま遅れた3名で走ってフィニッシュ。
走り終わってバイクチェックしたらフロントタイヤがパンクしていた…だから進まなかったのか?
いや、実力だな。
とりあえずパンクしても転ばないで走りきれたので良しとしよう。
それにしても…ジャージがきつかったのと花粉がつらかった。
久しぶりのロードレースは楽しかった、次回も楽しめると良いな。