Cycle Road Race Team Grandi Petit

Race Report

ツール・ド・おきなわ2022

開催日 2022.11.13
場所 沖縄

参加選手

赤澤、中村

レポート

赤澤選手のレポート

第34回ツールドおきなわ2022
2022年11月13日(日)9:22スタート
雨のち晴れ/風速5m/路面ウェット
58歳10ヶ月/体重57kg/出場10回目

『リザルト』
市民レース140km マスターズ
41位/116人出走(完走68人)

レース当日、雨音で目が覚めた。
というのは大ウソで朝までぐっすりポンw
睡眠アプリ(添付参照)見ても
もうアホのように熟睡していたw
(ま、いつものことだが)

とはいえ朝方まで国頭はスコール的
不規則極まりない雨。そして強風。
絶対外走りたくない状況だったことは間違いない。

6時から朝食。丼ご飯に温泉卵乗せて牛乳と
梅干しでガッツリかき込む。あとはアップルパイ少々。
コーヒーが飲みたいところだが利尿作用鑑みて我慢。

部屋に戻ってもう一度二度寝w
外からはスタート地点に向かうローディたちの
慌ただしい音が聞こえるが、雨もぱらついていたので
もうギリギリでいいやと30分程寝る。

8時にスタート地点へ。
一登、片岡さん、福田さん達と合流。
9:11オープンスタート、その10分後マスターズスタート。
2kmまでパレードラン、水飛沫が嫌だったので
先導バイクの真後ろについて楽ちん走行w
そのままリアルスタートへ。

最初にして最大の関門、普久川ダムの1回目。
中盤あたりまで粘ったがジリジリ遅れ始め…
第一集団は30人くらいか。第二集団だけは
死守せねばレースが完全に終わってしまうので
ドンケツながらピークで最後尾に飛び乗る。

ここで先頭を行く福田さんにジョイント
したかったが福田さんのスピードに対応できず
集団中切れ気味。その後のアップダウン区間で
やっと追いついたと思ったら違うRXの方だったw
(体格そっくり…)

そこからは30位集団15名くらいで普久川2回目、
学校下、その後のアップダウン、有銘と
もう脚さすりながら、ほとんど下ハンで
風の抵抗かわしながら、鼻歌歌いながらw
ギリギリ集団内をキープ。周りのゼッケンは
ほとんどが50番内だったのでここをキープすれば
シード圏が見えると胸算用する。

その頃には気温が一気に上昇し、スコール後の
刺すような陽射しにみな体力は失われる一方。
貴重なドリンクを残り距離考えながら飲み、
手持ちの補給食・ゼリーは1時間ごとにお腹へ。

有銘(ラスト35km)あたりから登り区間で
100kmクラスの後続組が延々。蛇行する人、
ヘタレて休んでいる人、横たわる人など
例年以上の壮絶さで沖縄特有の高温多湿
その容赦ない過酷さを改めて垣間見る。
(実際DNFが多かった…今回)

というワシは鬼門の天仁屋でジリジリ遅れ、
その後TT状態が長く続いたが海岸線で奇跡的に
一人速い後続(同カテゴリー)が来てその方と
適宜ローテーション。

最後の羽地でその方からは遅れてしまったが
自分のペースを維持することに傾注し、
慎重にオリオンビール工場の下りをこなし、
ラストは気持ちよくゴールラインを越えた。

『総括』
7年前の2015年140kmのリザルトは62位。
前回2019年100kmは41位。
ここ3年の低調ぶりを鑑みると今回の41位は
上出来だったと自分では思う。願わくば集団キープで
最後まで行きたかったがそこまでの脚はなかった。
慶佐次で最後の補給(水)を取り損ねたのも
反省点の一つ。右列に補給員はいなかったのよw

7月/8月は低負荷で距離を乗り込み(JAPAN練)
9月/10月は負荷を上げつつ距離も乗る(GP練)。
『自分の得意なエンデュランス能力を再生する』
それが練習に求めた最大のミッションだった。
この年齢でインターバルやってもインターバルに
ならないからね…カッコだけで…w

最後まで自分なりのペースで走り切れたのは
この練習法が間違いじゃなかった証。
実はこの練習法、新居さんに教えてもらったものです。
貴重なメニューを惜しげもなく教えてくれた
新居さんにこの場を借りて感謝を伝えたい。

怪我、手術を乗り越え、来年からは環境も変わるので
改めて楽しく激しく残りの競技人生を楽しむつもり。

また練習ご一緒してください。
ありがとうございました。

おひまい。

 

中村選手のレポート

<ツールド沖縄2022>
3年ぶり2度目のツールド沖縄に参戦。
カテゴリーは前回同様140kmオープン。

リザルト
タイム:3h45m32s(トップ+3.4s)
順位:11/167

思うような順位にならなかったけど、終始先頭で展開できて、何より怪我なく無事完走できたので上出来!
余力あったので、次出れたら210kmに挑戦しようかな。

夜明けまで雨が降っており、スタート時も路面はウェットのまま。怪我したらアホらしいので、とにかく安全に走ろうと誓いスタート。

1回目の普久川登りは無難に先頭付近でこなせたけど、足が重く、ちょっと不安になる。18分弱4.9倍。

下りはじめに誰かが安全に行こうと声かけしてくれたことで、全体が落ち着きゆっくり下ることができた。
奥の登りも集団のペースは上がらず淡々と進む。
この時点で2人逃げてたみたいだけど、1分未満の差だったため特に追う動きも無し。

平坦区間で雨が降り出す。この区間、ほぼフラット14kmを3倍ちょうどくらいで18分半(45.2km/h)とか…集団めちゃ早いなと思い知らされる。
ここから逃げ切った高岡さんはほんとすごい。

2回目の普久川登りの時点でまぁまぁ強い雨。
下りのことを思い憂鬱になりつつも淡々と先頭付近で登りきる。17分45秒4.85倍。
1回目ほど足の重さは無く、足が回るようになった感じあり。
ピーク付近で雑賀さんが逃げに合流する動きを見せたのでついていく。
合流したけど、下りきるころには集団も追いついてきていて団子状態で学校坂へ。

足の重さが再来し、ここはかなりキツく感じた。5分半5.4倍。
サイファの辻川くんはここで切れてしまったらしい。
次は一緒に乗り越えたいな。

その後はガツンと上がる場面もなく淡々と進み、本格的な逃げも生まれない落ち着いた状態が続く。
慶佐次、有銘の坂も思ったほどの強度にはならず、まぁまぁ大きい集団のまま最後の坂に向かう。

その道中の平坦区間でローテ中、古谷さんがスルッと抜け出しそうなのが見えたので、チェックの意味も込めて追ってみた。
するともう1人着いてきて、3人で逃げる形になる。
最後の坂が近かったのでどれだけマージンを稼げるか分からなかったけど、願ってもない状況。
20秒ほど?稼いだ状態で坂に突入した。

懸念していた攣りそうな気配は無いので安心して踏む。登りはじめて程なくして、1人切れる。
残った1人がまぁまぁの強度でずっと引いてくれるので大人しく着いていったけどこれが判断ミス。
途中でローテしましょうと促し前に出たものの、時既に遅くピーク付近で集団に捕まる。
特に2連トンネルの区間は、試走で適当に走って4:26だったのに本番で4:39とか。
走り方が不味かったのか風向きなのか…

しかし、登りはじめの橋の上でアイさんが応援してくれていたのにはびっくりした。
写真を撮っていただきありがとうございました。

そのまま下り終え、最後の1km強のストレートには3番手でイン。
そこからWANGAN1名が抜け出しロングスプリント?のような動き。
全体がそれを追う。
特に牽制も入らないためハイペース。

レース経験が浅く、どうすべきか考えてたら頭が混乱してきてとりあえず着いて行くことしか出来なかった。
しかもゴールラインを間違えるという究極の失態を犯し、途中で踏みやめてしまう。
踏み直した時には時既に遅し。

タラレバは沢山あるけど、総合的に実力不足。
次回出れるか分からないけど、出れると信じてまた積み重ねていこう。

大変な環境下で大会を開催してくださった実行委員会、いつも練習に付き合ってくれたGP/MSCの皆様、遠征サポートをしてくださったWAVE BIKES、大会サポートのBPSナカヤマ、大会に送り出してくれた妻に感謝

レポートの一覧に戻る

ページの一番上へ